『チンギスハンの浪漫』の巻き その壱
今日は冷え込みました。寒くなってきたので手術の傷口が痛みます。昨日は頭痛と下痢になり大人しくしていました。食事のごとに歯磨きやうがい薬でのうがいをしないと口内炎にすぐなります。白血球が減ってきて、抗がん剤の副作用がでてきたようです。
この治療中、12月ごろに転移している食道がんの検査が入る予定です。その時には抗がん剤を一時的にストップすることになっていますが何とも気が重い話になります。
食道がんと言えばこの偉大な小説家を思い出します。1989年、平成元年12月9日食道がんと肺炎を併発して享年58歳で他界。
1990年2月7日サントリーのスポンサーで開高健の『大いなる旅路スコットランド紀行、悠々として急げ!』という追悼番組がTVで放送された。この番組をリアルタイムでVHSに録画したものをDVDに焼いて保存したものが出てきた。現在ではご法度の代物ですがこれは時効ということで。
何十回も見たものだが10年ぶりくらいにPCで再生してみたがやはり今更ながらいい仕上がりになっていると思う。
ご存知の方も多いと思いますが少しふれると
イギリスの120年も続く老舗、フィッシュ&チップスの店頭のテーブルで話すユーモラスな『知恵の悲しみ』の話(珠玉の冒頭に出てくるフィッシュチップスをエロ新聞で包んで食べるあれです。)や
イギリスのトラディショナルについて話、(良いものは守り抜く、勉強はしながらも昔のままを貫く いいですねぇと話す。そしてナレーションがはいる・・・明治の頃イギリス留学していたあの夏目漱石は新しいものに飛びつき100年の習慣を捨てる日本人を未練なき国民、創造力にかける国民と言っている)や
アイザック・ウォルトンの釣り師のバイブルともいわれる『釣魚大全』の話(世の中が不安になったり戦争が起きたりするとなぜか読まれるようになるという『釣魚大全』という本のSTUDY TO BE QUIET・・・穏やかになることを学べという言葉はいい言葉だと思う。取材を受けて開高は語る、釣り師は釣りをすることで周りの煩わしさから現実逃避をするのではないという。ただ逃げるのではないグレイトエスケィプ=偉大なる逃避なんだと釣り師をかばう様な苦しいこじつけのような話をするのはやけに印象的。)
釣り好きな私にはとても興味深い、元イギリス首相アレック・ダグラス=ヒューム卿とのウォルトンの愛したダブ川でのマス釣り。釣りを終えて背中を痛がる開高、当時長い間バックペインに苦しんでいた開高がそこにいる。
裸の王様で第38回芥川賞受賞の若かりし開高健。
うつ病だったなんてウソみたいに生き生きとした開高の記事。
この人は病床でがんに対してどんな気持ちを抱いたのだろう。多分かなりの進行がんだったはず、覚悟のある時間の使い方をしたのだろうか。怖くなかっのだろうか。何も喉を通すことができない中で美食家が何を思ったんだろう。
開高さんについてはもう少し話をしたい気分なので次回に続くということで。
この治療中、12月ごろに転移している食道がんの検査が入る予定です。その時には抗がん剤を一時的にストップすることになっていますが何とも気が重い話になります。
食道がんと言えばこの偉大な小説家を思い出します。1989年、平成元年12月9日食道がんと肺炎を併発して享年58歳で他界。
1990年2月7日サントリーのスポンサーで開高健の『大いなる旅路スコットランド紀行、悠々として急げ!』という追悼番組がTVで放送された。この番組をリアルタイムでVHSに録画したものをDVDに焼いて保存したものが出てきた。現在ではご法度の代物ですがこれは時効ということで。
何十回も見たものだが10年ぶりくらいにPCで再生してみたがやはり今更ながらいい仕上がりになっていると思う。
ご存知の方も多いと思いますが少しふれると
イギリスの120年も続く老舗、フィッシュ&チップスの店頭のテーブルで話すユーモラスな『知恵の悲しみ』の話(珠玉の冒頭に出てくるフィッシュチップスをエロ新聞で包んで食べるあれです。)や
イギリスのトラディショナルについて話、(良いものは守り抜く、勉強はしながらも昔のままを貫く いいですねぇと話す。そしてナレーションがはいる・・・明治の頃イギリス留学していたあの夏目漱石は新しいものに飛びつき100年の習慣を捨てる日本人を未練なき国民、創造力にかける国民と言っている)や
アイザック・ウォルトンの釣り師のバイブルともいわれる『釣魚大全』の話(世の中が不安になったり戦争が起きたりするとなぜか読まれるようになるという『釣魚大全』という本のSTUDY TO BE QUIET・・・穏やかになることを学べという言葉はいい言葉だと思う。取材を受けて開高は語る、釣り師は釣りをすることで周りの煩わしさから現実逃避をするのではないという。ただ逃げるのではないグレイトエスケィプ=偉大なる逃避なんだと釣り師をかばう様な苦しいこじつけのような話をするのはやけに印象的。)
釣り好きな私にはとても興味深い、元イギリス首相アレック・ダグラス=ヒューム卿とのウォルトンの愛したダブ川でのマス釣り。釣りを終えて背中を痛がる開高、当時長い間バックペインに苦しんでいた開高がそこにいる。
裸の王様で第38回芥川賞受賞の若かりし開高健。
うつ病だったなんてウソみたいに生き生きとした開高の記事。
この人は病床でがんに対してどんな気持ちを抱いたのだろう。多分かなりの進行がんだったはず、覚悟のある時間の使い方をしたのだろうか。怖くなかっのだろうか。何も喉を通すことができない中で美食家が何を思ったんだろう。
開高さんについてはもう少し話をしたい気分なので次回に続くということで。



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